この頃多くのメーカーがそのメーカーのロゴを刷新している。
日系メーカーであれば日産が円に横一本の堅牢そうなロゴから、非常に近代的なシームレスなロゴへ形を変えた。
外資メーカーではオペルが2024年以降に使用される予定のロゴを先日発表した。
この画像は本日公開されたものだ。
「何だダイハツのロゴじゃないか」とそんな声が聞こえて来そうだ。
しかしながら、少しだけロゴが変わる可能性があることをお伝えしたい。
現在ダイハツの公式ホームページで見られるロゴは下の画像のものだ。
(画像引用元:ダイハツ)
「DAIHATSU」の頭文字「D」由来の初めと終わりが並んでいてその下に「DAIHATSU」と書かれている。
現在ラインナップ上にいるモデルが付けるロゴは今回登録されているものとは少しだけ異なる。
(画像引用元:ダイハツ)
まず銀の楕円の中の「D」の文字の尖った部分が微妙にくっついているのかな程度で存在しているが、今回の登録では少しだけ変わって見える。
そして「D」の比率が変わっている様にも捉えることが出来る。
(画像:ダイハツの商標より一部加工)
今回の登録に限りなく近い形のロゴは2005年に登録されていた。
そこで今回のものと比べるといくつか気づく事がある。
まずば楕円の大きさとその太さだ。
2005年タイプは今のモデルに使われているものと大差なく、楕円が太く「D」が強調されていた。比べて見ると楕円は少しだけ大きくなり細くなっている。
そして「D」の文字の太さだ。「D」の縦棒の部分が太かったが細くなっている様に見ることが出来る。
そして何より全体的に小規模の変更が与えられている。
この程度の変更は最近ではインフィニティが良い例だ。
全く変わらない様に見えても比率だけ明らかに異なる様になっていた。
(画像引用元:Infiniti)
今回のロゴの変更がどの範囲まで影響を与えるのか今は知ることは出来ない。
今までロゴを変えて来たブランドはその理由を「電動化」や「イメージ刷新」として来た。
相次ぐ不正でイメージがマイナスになっているダイハツもまた、自社のロゴを変えてイメージ刷新と電動化へ向けた決意とするのだろうか。