いよいよ次期デリカが登場するかもしれない。
三菱自動車が新たな商標を公開した。
この商標は今日日本で公開されたもので、欧州、米国、ASEANでは同じものは公開されていない。
優先して日本で取得したとなると、この商標のモデルは日本専売に近いモデルと見て取れる。
そして何より、この「D」はデリカと共に歩んできた商標である。
現在オールラウンドミニバンとして販売されている「デリカD:5」は上の商標を用いている。
(画像引用元:三菱自動車)
アイコニックな半円のLEDライトを採用して人気を博した三菱の「デリカミニ」では、この骨格のような太い「D」の文字は採用されず、こちらは逆に「デリカ」ブランドの一員であることを強調していた。
「デリカ」ブランドの55周年時には「D」の文字の中に「DELICA 55TH SINCE 1968」と刻まれ、一目見て「デリカ」を表しているのが伝わってくる。
そして次期「デリカ」ではないかと我々をワクワクさせてくれている「D:X concept」では見た目からもデリカだとわかるが、「D」の文字を入れてきた。
(画像引用元:三菱自動車)
そして何よりお伝えしたいのがこの「D」の文字すべてが骨太なもので、「D」の真ん中の空白は四角い長方形でくり抜かれていることであり、また今回取得された商標と今まで使われた商標とで合致するものはないと言うことである。
この新たな「D」の商標は4本の線が入っていて、「D:X concept」のテーマでもあった「Borderless Adventure」(Borderlessには「国境が自由化された」という意味がある)から、今までの「D」と異なるイメージを持たせている可能性もある。
以上の事から、今回の「D」の商標は次期「デリカ」のものと見て良いだろう。
遂に動き出した次期「デリカ」、発表が楽しみだ!