三菱XRTコンセプトが登場! 次期トライトンを示唆した一台に!

こんにちは

 

本日から始まりました第44回バンコク国際モーターショー2023にて三菱は『MITSUBISHI XRT Concept』を参考出品しました。

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(画像引用元:三菱自動車)

 

このモデルはASEANをはじめとする多くの市場で愛されているトライトンの次期型のコンセプトカーとなります。

 

トライトンはタイのレムチャバン工場で生産している世界戦略車のひとつです。

今回のコンセプトモデルは次期型トライトンをベースに、力強く精悍なルックスをコンセプトでも再現。

ダイナミックシールドはコの字を採用し、XFCコンセプトやデリカミニのような、従来とはまた違ったテイストのデザインに仕上がっています。

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(画像引用元:三菱自動車)

カモフラージュには溶岩のエネルギーを内包する岩石をモチーフにした力強い柄を採用しています。

またサイドにはラリーアートの象徴と言っても過言ではない10本線を配して三菱自動車の走りにかける情熱を表現。

全体的に見てみてもラリーアート仕様と言っても過言ではないほどラリーに振ったイメージをしています。

(トライトンの新型を示唆したモデルであながら、ラリーアート仕様に仕立てたという感じでしょうか)

 

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(画像引用元:三菱自動車)

もちろん新型になってもラリーアートの普及を大切にしていくため、アジアクロスカントリーラリー2023でも2連覇を目指し参戦する計画もあるようです。(もちろん総監督は増岡浩氏)

 

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(画像引用元:三菱自動車)

今回のコンセプトカーの出展に対して三菱自動車のトップである加藤社長は以下のようにコメントしました。

2023年度は『トライトン』の全面改良や新型コンパクトSUVの投入など、アセアン事業を加速させていく重要な年です。新型『トライトン』は世界中で厳しい耐久試験を実施するとともにラリーでの知見も生かされており、順調に仕上がっています。これらの新型車の投入を軸にさらなる成長に向けて邁進してまいりますので、これからの三菱自動車にどうぞご期待ください」

 

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(画像引用元:三菱自動車)

また、新型トライトンは新開発のディーゼルエンジンを載せ、2023年度内にタイで発売した後、ASEANオセアニアなどに拡大していくそうです。またオーストラリアでも販売される予定です。

 日刊自動車新聞様は、23年度内に日本市場に再投入されると報道しておりこれが事実である可能性は高いものの、昨今の事情を鑑みると日本では2024年内の投入の可能性が高そう。

 

『Challenge 2025』(中期経営計画)によればトライトンはデリカミニの正式登場のあととなっており極めてすぐに市販型に出会えそうです。

 

というわけで今回は次期型トライトンを示唆した『MITSUBISHI XRT Concept』についてまとめて参りました。

また次回も読んでくださると嬉しいです!