【THEMA】
三菱新型トライトンの全貌を明らかに!?
【POINT】
・そもそもトライトンって?
・新型トライトンは既にお披露目済み?
・次期型はどんなクルマになる?
・気になるパワートレイン
・日本市場導入(ほぼ)確実!!
日系メーカーが日本で発売しているピックアップトラックはトヨタハイラックスだけだ。
長い歴史を見ていけばもっと多かったが、今は減少の一途を辿った。
とは言え多くのメーカーがピックアップトラックを造っていないわけではない。
ホンダはパイロット、日産はナバラ、フロンティア、タイタンなど海外では意外と多いのだ。
トヨタにはハイラックスの他にタンドラ、タコマなどもある上、今後数年で増える予定だ。
三菱はこの市場でトライトン(ストラーダ/L200)を販売している。
同車はASEAN地域を筆頭に多くの人気を博している。
日本では2006年に台数限定モデルとして販売された過去を持つ。
2代目の日本市場導入は見送りになったが、オートサロンやディーラーではラリーアート仕様が展示されている。
(画像:くるまブログ!)
2014年から販売されている現行モデルもそろそろフルモデルチェンジのタイミングだ。
今年三菱は6台発売するとアナウンスしていた。デリカミニ、ASX、コルトは既に発表され、8月にはXFC市販型が発表される。エクスパンダーHEVも近いうちだろう。
新型がお披露目される前に三菱はXRTコンセプトを発表した。
(画像引用元:三菱自動車)
このカモフラージュには溶岩のエネルギーを秘めた岩石をモチーフにした力強い柄を採用しており、実車が先行展示された際にはまた違ったイメージにあしらわれていた。
このモデルこそ次期トライトンのコンセプトカーだ。張り出したフェンダーアーチでしっかりと踏ん張ったイメージを想起させる。
ダイナミックシールドは「コ」の字になり、薄いヘッドライトが見られる。
「これぞ三菱!」といったイメージをもたらすに違いない。
それでは次期型は一体どうなるのだろうか。
ボディサイズの変更は有力だ。
多少ワイドになる可能性がある。
デザインは迫力あるものとなる一方、日産を感じさせるところがあるのかもしれない。
それでも三菱テイストの強いクルマになるに違いない。
メインのライト内の意匠がグレードによって異なる筈だ。L200などはハロゲンで来る可能性もある。きっと鉄チンも似合うだろう。
個人的にレンダリングを作っていて、白よりも赤の様な有彩色の方が似合うと思ったので、きっとローンチの際にはインパクトのある色を採用するだろう。
初演はタイになる見込みだ。
1ヶ月後の7月26日にはカモフラージュの無いトライトンを見ることができる。
(画像:くるまブログ!)
パワートレインにも是非注目しておきたい。
まもなく発表される新型トライトンは、「4N16」を載せる方向で進んでいるようだ。
このエンジンは日産キャラバンがマイナーチェンジで搭載。今までと異なる印象を持ち、多くの人から好評を得ている。
現行モデルとそこから派生しているパジェロスポーツでは2.4Lの4N15型ターボディーゼルを搭載している。
このエンジンの派生型となる。
キャラバンは4N15ではクリア出来ない規制を、排気処理に尿素SCRシステムを採用する事で排出ガス規制にクリア出来る様になっている。
DOHC、MIVECターボのエンジンは、132PSのパワーと370Nmに達するトルクを発揮する。
新型トライトンに搭載される際にはまた違ったチューンがなされるのかもしれない。
4N16型のエンジンを採用したのは規制クリアの為というのが最も有力だが、このチョイスは日本に導入される為でもある様だ。
オートサロンなどでラリーアート仕様を頻繁に展示してきた事には大きな意味がある。
何を隠そう新型トライトンは日本にも導入される方向で進んでいるのだ。
日本国内で初めて新型トライトンと会えるのは、ジャパンモビリティショー2023(旧:東京モーターショー)となる。
有識者とコネクションがある当ブログが連絡を取ったところ、今のところ発売は年明けを予定している事が判明した。
限定モデルになるのかカタログモデルになるのかは確実ではないが、総合的な判断に基づくとカタログモデルになる可能性が高い。
価格に関して聞いたところ、「これはまだ秘密です」と答えてもらえた。
今年の7月にすべてが新しくなる新型トライトン。日本で10月に公開(しかもちょうど発表から3ヶ月後)される新型トライトン。
9月頃には日本でもどんどん情報が出てくるはずなので期待して待ちたい。
トライトンに関して続報が入り次第お伝えする。