こんにちは
本日はトライトンについてです。
海外メディア『DRIVE』によると、三菱トライトン エクストリーム(ウォーキンショー・オートモーティブとの合作)の作成に政府が承認したとの事です。
(画像引用元:三菱自動車)
前もって言っておくと、私自身このウォーキンショー版(仮)がどんなモデルなのかは正直知識足らずなところがあり、伝わりづらいところがあると思いますのでそれを承知で読んで下さると嬉しいです。
さて話を戻すと、こちらのウォーキンショーモデルの作成には政府の許可が必要らしく、今回多くの〈規制〉をクリアしたのだそう。
その〈規制〉は、ホイール、タイヤ、サスペンションのアップグレード、アンダーボディプロテクションの追加、LEDライトバー、ワイドフェンダーフレア、スポーツバー、専用デカールの装着など。
これがどこで法に触れたのかはよくわからないですが取得できたのならそこはおめでたい事ですね。
(画像引用元:三菱自動車)
ただこれらがクリア出来ても、販売されるにはもう1つの壁があり、その壁を越えていくことがゴールのようです。
その壁は『時間』。
言い換えれば、この特別仕様車が出る前に次期トライトンが登場してしまうというもの。
現に三菱ディーラー関係者(現地)は
"我々はこの車を欲しい。そして多くの支持がある。だがこのままだと、エクストリームが出る前に次期型が到着してしまう。生産してショールームに入れるとなると時間との戦いになるし、このモデルがいつ来るかも知らされていない。 "
と語っていて、功を奏したくても時間が許さないという現状。
その一方で
"両者はそれに密接に働いている。ディーラーも顧客も車を欲しがっている。手遅れになる前に、三菱とウォーキンショーが実現する方法を見つける必要がある"
と至って冷静なコメント。
そもそもエクストリーム(ウォーキンショーモデル)に関しては今月上旬、現地の三菱のディーラー会議でこの特別仕様車を見せられた様で、現地のショールームでは、すでに顧客から問い合わせが来ているというなかなか熱気に満ちた雰囲気だそう。
ちなみに話は前後しますが、ウォーキンショー・オートモーティブ・グループは、フォルクスワーゲン・アマロックの特別仕様車2台を完成させています。
(画像引用元:Walkinshaw)
そして三菱オーストラリアとウォーキンショー・オートモーティブはこの件に関してコメントを拒否しています。
もし実現出来るならエクストリームは以下のセッティングがなされるようです。
・オン/オフロード性能向上の独自のホイールとタイヤ。
・サスペンションパッケージ(18 x 8.5 インチのリムに 265/60 R18 オールテレーンタイヤ)
・LED ハイビームライトストリップ
・サンプガード
・ワイドフェンダーフレア
・スポーツバー
・オリジナルのデカール
(画像引用元:三菱自動車)
なおこちらはS-limited モデル。
出るのかわからないエクストリームですが、ウォーキンショー・オートモーティブ側からすれば話題性、ビジネス性の両方が期待できますし、三菱側からすればこちらも話題性、確固たる売上は確立されたもの。
ただ一方で出せたとしても次期型の投入の遅延(それこそビジネスチャンスを逃す)もあり得ます。
きっと三菱的にもこのオポチュニティを逃したくないでしょうし、このモデルをもって次期型への橋渡しにしたいと思っているでしょう。
実現するには何かを犠牲にするか、もしくは次期型と併売且つ台数制限ありの販売もあり得ますね。
ちなみに新型トライトン(オーストラリア)は、数ヶ月以内に発表される予定で、今年末から来年初めにはディーラーに並ぶ様ですよ。
というわけで今回はウォーキンショーとのコラボモデルについて迫ってみました。
登場が楽しみですね。
今回も読んでいただきありがとうございました。
また次回も読んで下さると嬉しいです!
原文はこちらから!2023 Mitsubishi Triton Xtreme by Walkinshaw gains government approval - Drive