「BEAST MODE」(勇猛果敢)
これが三菱新型トライトンのデザインにおけるコンセプトだ。
世界中では実に多くのピックアップトラックが存在している。
日本で手に入れられるモデルは限りがあるがグローバルでは何十倍の数の車種がある。
三菱の代表的なピックアップトラックである「トライトン」が間も無く次期型へとバトンタッチする。
「トライトン」は多くの国と地域で販売されている三菱を支える屋台骨のひとつだ。
現行はASEANを中心に販売されているが、2006年には日本でも台数限定で販売された過去を持つ。
新型トライトンではエッジのあるデイタイムランニングランプを採用することで猛禽類の様なイメージを引き立てる。
デリカミニでは「やんちゃ坊主」という人間味溢れたテーマだが、デリカミニよりも大きいトライトンは更にスケールを大きくした様だ。
(画像引用元:三菱自動車)
ティザー画像からも分かる様に、水平基調でありながら迫力と存在感に満ちている様に見える。
デイタイムランニングライトの下には3つに点在するヘッドライトがあり、三菱らしいデザインになる事が読み取れる。
こちらはティザーを明るくしたものだ。
三菱のデザイン言語である「ダイナミックシールド」は進化している。
二段に分かれた様にも見え、タフさと先進感を演出している。デリカミニにも施されたダイナミックシールド内に存在するフォグランプは、新型トライトンでも採用される。
スリーダイヤのロゴの上には「MITSUBISHI」と彫られているようだ。
ミラーもかなり四角くなっており、堅牢なイメージを抱かせる。
フロント意匠は限りなくXRTコンセプトに近い。
(画像引用元:三菱自動車)
サイドから見るとより厚みのあるボディが見てとれる。
後部座席側のドアハンドルにまで入り込むキャラクターラインが実にスタイリッシュだ。
凄く良い意味で三菱らしくないデザインだと思う。
(画像引用元:三菱自動車)
テールランプは近年の三菱自動車らしいデザインだ。
発光の仕方もなかなか綺麗になりそうだ。
車両左下部からは「TRITON」のバッジが見受けられる。右下にはパワートレインのバッジかもしれない。
(画像引用元:三菱自動車)
配信された動画からインテリアを少しだけ見ることができた。
これがピックアップトラック…凄く乗用車ライクで衝撃を受けた。
(画像引用元:三菱自動車)
アウトランダーと似たスイッチが採用されているのも見どころのひとつだ。
この変化は凄く興味深い。
(画像引用元:三菱自動車)
他のスイッチ類も確認する事ができた。
ピックアップトラックらしい印象を受ける。
これは余談だが、もしかしたらスキッドプレートが数種類準備されているのかもしれない。
ティザー画像のブロック感のあるスキッドプレートに加え、現行のトライトンの様なピックアップトラックらしいもの、さらにはこれが二分割された様なもの(これは角度によるものかも)、そして3つに分かれたものの4つだ。
(画像引用元:三菱自動車)
グレードによって異なるのか単なる試しでいくつも作ったのかわからないが、このスキッドプレートにも注目しておきたい。
個人的に面白いなと思ったのが、ディザー画像で、暗くされている画像はついつい明るくしてみたくなってしまうのが性。
(画像引用元:三菱自動車)
今回明るさを上げてみたところ見事に「TRITON」と溶け出す溶岩をイメージした隠れ画像が準備されていた!
私はこういった「イタズラ」が大好きで、更にまだアンベールされていない黒いボディに溶岩の灰色でXRTコンセプト感を出してきたところには「エモさ」を感じた。
(画像引用元:三菱自動車)
さて本題に戻し、新型トライトンは7月26日にタイで正式発表される予定だ。
日本でももしかしたら近いうちに見られるのかもしれない!?
正式発表が楽しみだ。