こんにちは
本日はXFCコンセプトの市販型についてです。
XFCコンセプト(以下XFC)は現在開催中のIIMSで長きに亘り展示されています。
その中でMMKSIのトップである三井光氏のお話が現地メディアで取り上げられていたので私も続いてみます。
(画像引用元:三菱自動車)
インドネシアでは、XFCがコンセプトモデルからの昇華がなされる前に、より優れた提案を得ようとフォーカス ディスカッション グループ (FDG) を作成して意見を積極的に取り入れているようです。
これに関して三井氏は
「私たちは何か新しいもの(XFC市販型)を作り、それを既存のもの(ユーザー/技術)と組み合わせている。」
とコメント。
そう言った上で、
「インドネシアの消費者が何を求めているかを真剣に耳を傾けている。」
と発言なされました。
このXFCですがライバルはホンダヴェゼルやヒョンデクレタなど。
(画像引用元:HYUNDAI)
このモデルは世界的にもインドネシア的にも人気なジャンルである事は有名な話です。
だからこそ、後追いになるからこそ、人気な三菱だからこそ失敗があってはならないという事がヒシヒシと伝わってきます。
また、XFC 市販型の開発において、デザイン・機能・運転性能を始めとする『開発』において三菱チームと、日本の潜在的な消費者から多くの介入があった と言及したそうです。
そうなると気になるのはやっぱり『日本の潜在的な消費者からの多くの介入』で、推測にはなりますが、潜在的な消費者はかなりコネの強い方(メディア?)、多くの介入これは走行性能や車両自体の出来、日本仕様への『調整』などと読み取っています。
つまりは恐らくエクスパンダーと異なり、日本での販売ももちろん視野に入れていると読み取って何ら問題は無さそうです。
(画像引用元:三菱自動車)
三菱は市販型でも期待に添える様、エクスパンダー(XMコンセプト)に倣い、XFCコンセプトをインドネシアの多くの都市で期間限定展示をする予定であることも明らかになりました。
これももちろん先ほどの意見を集める為というのが真の目的なのでしょう。
また市販型のデザインもXFCコンセプトのデザインに限りなく近づける・近くなるという発言もありました。(ヨカッタ ヨカッタ)
(画像引用元:三菱自動車)
取材の結びにあたり同氏は
「開発はほぼ最終段階にある。私たちはインドネシアの特性に合わせて調整することに非常に真剣に取り組んでいる。私たちは最適解を常に探している。」
と発言されました。
個人的に気になるフレーズは『インドネシアの特性に合わせて調整』で、これ他地域には他地域なりの『調整』が入るとも取る事が出来そうです。(先ほどの『調整』も同義。)
というわけで今回はXFCの市販型について見てきました。
市販モデルもなかなかしっかりしたモデルになっていそうですね!
今回もお読みいただきありがとうございました!
また次回も読んで下さると嬉しいです!!