トヨタにレクサス、ホンダにアキュラがあるように、日産にも高級志向ブランドが存在する。
「インフィニティ」だ。
昨今のインフィニティはいまひとつスピーディーな動きを取れていなかったが、日産の中期経営計画「A to Z」ではQX60やQX55を投入。
QX50のフェイスリフト版が出たのも記憶に新しい。
そんなインフィニティが次世代に向けたロゴを発表した。
(画像引用元:Infiniti)
変更は極めて小規模だが、3Dのように奥へ行く道のような処理がなされている。
今までのロゴは平面で、いかにもバッジという様なイメージを持たせたが、パネルに映し出されたかのような雰囲気を持たせる。
このような処理はまさしく「無限の道」を表しており、言い換えるとインフィニティの無限の道を表しているようだ。
この変更はインフィニティの今後をより明るくし、EV時代でのインフィニティをサポートしてくれるとアルフォンソ・アルバイザ氏は述べている。
この新たなロゴと共にディーラーの新たな姿も明らかにした。
(画像引用元:Infiniti)
日本の「間」を意識した空間作りがテーマとなっており、高級感を感じる。
(画像引用元:Infiniti)
たしかに日本の最近の家よりも日本の家といった印象もあり、今後は更に日本を意識したインフィニティを展開するようだ。
そして今後は「匂い」にも注力していくと言う。
ヒノキ、杉、ゆずのブレンドで日本の森の匂いをイメージさせるという。
これに関しては多くのことがよくわからないが新車の車内の匂いとしてリリースされる可能性もあるという。
余談だが私はショッピングモールなどの柔軟剤やら匂いの出るコーナーにいると頭痛がするのでどうにかしてもらいたい。
(画像引用元:Infiniti)
そしてロゴが変わるということはそのサウンドも変わる。
今の日産は女性のかなり高いような声でそのロゴが強調されるが、インフィニティでは「太鼓」・「ひとの声」・「風鈴」をミックスした落ち着きのあるものになっている。
これもまた日本を意識したという。
これは是非聴いていただきたい。
さて、同社の新ロゴを搭載したモデルは2025年から世に送り出されるという。
スタートはQX80の新型でこちらは早ければ夏にプロトタイプがローンチされる。
このロゴが実車に組み合わされるとどうなるかその無限の可能性が楽しみだ。