【Review】凛と佇む和テイストの3列シートSUV!インフィニティ/QX60

【Review】
Hej Hej!高校生自動車ライターのRioです!今回は第3回ということで、前回に引き続きインフィニティのモデルをご紹介したいと思います。

 

今回レビューする「QX60」は、北米と中国向けに展開されるファミリー向けの3列シートSUVで、V型6気筒3.5リッターエンジンに新開発の9速AT、インテリジェント4WD、ナビリンク機能付きのプロパイロットなどを採用した新世代のインフィニティ主力モデル。2020年にコンセプトモデル「QX60 モノグラフ」が登場し、基本的なデザインに変更は加わらず、キープコンセプトで2021年秋に「QX60」が市場投入された。

 

それでは細かく見ていこう。エクステリアは、細かいプレスラインは設けず、面と曲線で表現することで、存在感を出しつつ、凛とした佇まいとなっている。ヘッドライト下辺のデザインは着物の折り目、グリルパターンは折り紙からインスピレーションを得ている。

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(画像引用元:Rio fromCariview)


サイドに回ると、ボリューミーな印象もありつつ、スッキリとした洗練された印象も受ける。3列シートSUVでありながら、運転席の頭上を頂点に、ルーフラインが下がっているのも近年のSUVのトレンドを押さえていてスタイリッシュ。

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(画像引用元:Rio fromCariview)


リアに回ると、まるでカビゴンのようなどっしりとした安定感や力強さが表現されている。また、北米市場を意識した装備として、リアバンパーには牽引用のトレーラーヒッチを装備しており、6000ポンドまでの牽引を可能としている。
ちなみに、6000ポンドは約2721キロとなる。

今回も前回に引き続き、内装を見ることは出来なかったが、写真で見る限り、SUVらしい水平基調のインパネとなっている。シートはもちろん、ステアリングやインパネにもレザーが奢られ、ステッチパターンは水面の波紋をイメージした上質なものとなっている。メーターやセンターディスプレイなどのインフォテイメント系には、最新世代のものが採用され、アリアやエクストレイルなどと同じ、利便性の高いものとなっている。またエアコン操作パネルにもこだわっており、使わないときはブラックアウトさせたり、よく使う機能は物理ボタン、それ以外はハプティック機能のタッチパネルにするなど、スマートな見た目としている。

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(画像引用元:Rio fromCariview)

 

総括すると、少し大きめだけどかなり魅力的な1台に仕上がっていると思う。少し前にマツダCX-8がヒットしたことを考えると、ミニバンの代わりにもなる3列シートSUVというのはかなりの需要はあるんじゃないかと思う。エマージェンシー用じゃなくて、ちゃんと使える3列目であれば、ミニバンよりもファッショナブルだし、ミニバンでは実現できないほど高級感たっぷりだし…。デザインも上品で、和のテイストが感じられて、すごく好印象。日本にも導入してくれないかな~!日産さん、期待して待ってます!

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(画像引用元:Rio fromCariview)

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。それではまた次のクルマでお会いしましょう。Adios!

Written and photo by Rio fromCariview