【Review】ヴェゼルの皮を被った完全新作BEV!HONDA/e:Ny1

【Review】
Hej Hej!高校生自動車ライターのRioです!今回は第16回ということで、ホンダの世界戦略BEVであるe:Ny1のレビューをお届けします!

 

e:Ny1は、ホンダのEVブランド「e:N」シリーズの欧州市場向けモデルで、BセグメントSUVのカテゴリーに属する。中国市場では、広汽ホンダからはe:NP1、東風ホンダからはe:NS1という名称で販売されている。
パッと見はヴェゼルに酷似しているため、ヴェゼルのEVバージョンの思われがちだが、まったく新しいフロントモーター駆動用プラットフォーム「e:N Architecture F」を採用している。つまりヴェゼルの皮を被った完全新作モデルということになる。

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BEVであれば、新しさや新鮮さ、先進的なイメージを抱くことが多い中で、せっかく中身が新しいのに見た目が既視感のあるものというのは如何なものかとも思う…。もっと差別化を図った特別感のあるデザインの方がキャラクターに合っているのではないかとは思うところ…。

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ただヴェゼル似と言えども、所々は専用設計になっていて、例えばフロントグリル。BEVらしくグリルレスのスッキリとしたフロントフェイスとなっている。エンブレムもフロントのCIマークがホワイトになっていたり、リアはバラ文字のエンブレムになっていたりと新世代のアイデンティティは少なからず取り入れられている。

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インテリアは先進的で、バイザーレスのメーターディスプレイや、縦型の15.1インチの大型センターディスプレイが採用されている。

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パワートレインは、最高出力203馬力、最大トルク310Nmを発揮するモーターを採用。大容量バッテリーを組み合わせ、最大航続距離はWLTCモードで412kmを達成している。
ただし日本への導入予定などは明らかになっていない。ヨーロッパではホンダeに続くBEVモデルとなっているだけに、日本市場への導入にも期待が高まる。

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。それではまた次のクルマでお会いしましょう。Adios!

Written and photo by Rio fromCariview