【Review】電気の力で生まれ変わったサソリ!ABARTH/500e

【Review】
Hej Hej!高校生自動車ライターのRioです!今回は第13回ということで、まもなく日本登場予定のアバルト500eをレビューしたいと思います。

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アバルトブランド初のEVとなるこの500eは、見ての通りフィアットの500eがベースとなっている。ベースとはいえ、各部にブラッシュアップが図られており、強化されたモーターは最大出力155hp、最大トルク24kgmを発生し、0~100km/h加速は7秒と、クラス最高の加速性能を備えている。

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モーター駆動であることの特性を活かし、20~40km/hまでの中間加速はアバルト695よりも50%速くなっている。これにより、イタリアのテストコースでのラップタイムも、アバルト 500eが695を1秒以上上回っているとのこと。
車内だけではなく、社外に対してもスピーカーからエンジンを模したサウンドを響かせることで、アバルトらしい刺激を聴覚からも訴えかけるとしている。

 

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実際にクルマを見ていくと、基本的な部分はフィアット500eと同じ。だけど、よりワイド感が強調され、バンパー形状の変更やスポイラーの装着によってより踏ん張り感のありどっしりとした存在感を漂わせている。

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フロントではライト上部がエアダクト風のデザインになっていたり、ハニカム形状のグリルやホワイトのアンダースポイラーが個性的。サイドに回ると、アグレッシブでスポーティなデザインのホイールやドア後部のイナズマとサソリのエンブレムが特徴となっている。リアに回るとバンパーがディフューザー形状になっているほか、展示車はオープンモデルのカブリオレとなっていた。日本でのモデル展開は未定だが、本国にはエンジンモデルのようにこのカブリオレのほかクローズドボディも用意されているとのこと。

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インテリアを見てみると、スウェード調の素材がシート、ハンドル、ダッシュボードに採用され、上質な雰囲気に仕立てられているほか、アクセントに蛍光色のステッチも施されていたり、シートにサソリがエンボス加工されていたり…。うーん、スポーティ!

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日本でのデビューは10月初旬と予告されている。現代版羊の皮を被った狼とも言える、このアバルト500e。気になる人は注目してみてはいかがでしょう。ただし、サソリの毒にはお気をつけを…!

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。それではまた次のクルマでお会いしましょう。Adios!

Written and photo by Rio fromCariview