次期RVRは一体どうなるのだろうか。
三菱自動車は現在3車種のSUVを国内で販売している。PHEVの代表格とまで言っていい「アウトランダーPHEV」や大きな改良を施して商品力が上がっている「エクリプスクロスPHEV/ガソリン」、そして10年以上に渡り販売を続けている「RVR」だ。
(画像引用元:三菱自動車)
このRVRの次期型について何度も色々な噂があった事は私も知っている。
日産のe-POWERの搭載や、EVとしてフルモデルチェンジ、PHEVがあるなどと噂は幾つもあった。時は流れ、これらの噂(一部事実)は消えた。
(画像引用元:三菱自動車)
現在はいくつかの可能性が提示されている。
②ASEAN戦略車「エクスフォース」の導入
しかしながらこれらの実現にはいくつものハードルがあった。
まずルノーベースのOEMは「三菱ではない」ということ。アライアンスのスマート差別化"Low"に位置するクルマ(デイズとeKワゴンが代表例)であり、デザインの一部が違うだけでこれを「持って来い!」という人もいない。
(画像引用元:三菱自動車)
②のエクスフォースを導入する方法での難点は「法」だ。安全基準や排ガス規制などをクリアしなくてはならず、これさえクリアできれば…とも取れる。
(画像引用元:三菱自動車)
そして昨今、新たな噂が出始めた。
それは『EV』として復活ということだ。
これは根も葉もない噂ではなく、ルノーのCEOルカ・デ・メオ氏が「三菱向けにも(アンペア)でつくる」ことを明らかにした事に起因。
これがASXの後継となると言われている。
話によればアンペア社が持つ「AmpR mediumプラットフォーム」(旧:CMF-EV)に基づいてメガーヌE-Techなどと共にドゥエー工場で製造され、グローバルで2025年に発売されるとのこと。
(画像引用元:三菱自動車)
これも根拠なしではなく、全て実現可能であるという点。故に三菱自動車の経営計画『Challenge 2025』の新車投入スケジュールでは2025年にアライアンス・ルノーに基づいてEVが発表されることが記されている。
(画像引用元:三菱自動車)
今回の新規情報はこれがCセグメントEV且つASXの後継という点。ルノーベースのEVが販売されるのは事実な為、他の憶測は必要ないと思うが、気になるのがこれが日本で販売されるのか否か。
個人的にはないと思う一方で導入されてもおかしくはない気がする。
ないと思わせるのがルノーベースである事で、これが実現となると「キャプチャーベース」の導入と対して差異がないことに。
しかしその一方で三菱色が強いとなれば導入もあり得るという狭間にあるという印象。
(三菱色が強いEVならこうなる?)
しかしASXの良さは控えめな価格とコンパクト感である為にこれをやるにはルノー色が強くなるのでは?と予想できる。
日本では三菱自動車らしさを大切にしていることからない可能性が強そうだが果たして…
この事実を含む噂が出始めると日本の次期RVRに関する可能性は3つになる。
果たして日本ではどうなるのだろうか、もしEVにするなら日産と共に作り、キックス未満のサイズにするのが得策に見える。
続報に期待したい。