三菱XFC市販型の日本導入の可能性を本気で考えてみる。 解決するには多角的アプローチが必要不可欠だった。

こんにちは

 

本日は三菱XFCコンセプトの市販型の登場時期やパワートレインなどを考察してみようと思います。

 

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(画像引用元:三菱自動車)

 

先日テストカーが目撃され、多くの反響を呼んでいる同車。

個人的に日本導入に大きな希望を抱いているのですが、それが空回りしない可能性も出てきました。

 

 

先に申し上げておくと、登場時期は間違いなく2023年です。(公式リリースより)

(今日のブログこれで終わりではないですよ)

 

まず頭の隅に置いておくべきなのがアライアンスとの兼ね合いです。

 

試しにノートシリーズを取ってみると、

2020年に現行ノートが発表。

2021年に現行(ノート)オーラが発表。

これを同じ年に出さなかったのはどちらかが売れずに終わるエンドを回避する為(しっかりと両車とも客を得られるようにする為)というのも考えられます。

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(画像引用元:日産自動車)

 

そして、続いてはCMF-EV群。

2020年発表2021年発売のアリア。

2021年発表2022年発売のメガーヌE-Tech。

この1年遅れも半導体不足による生産を安定にする為というのと、EVという売れるが難しい市場における共食いを無くす為の一つの策とも取れます。

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(画像引用元:日産自動車)

 

更にはCMF-C/Dシリーズ。

2021年発表同年発売のアウトランダー

2022年発表同年発売のエクストレイル。

2023年発表同年発売予定のエスパス。

これもアリアなどと同じ「共喰い」を無くすものでもあると読み取れます。

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(画像引用元:三菱自動車)

 

回りくどくなりましたが、要はアライアンスって、全社・全車においてメリットがあるビジネスをしてるよねというお話。

 

ではXFCはどうなるのでしょうか?

また少し話が逸れますが、昨年の初公開における場所にてどうやらXFCコンセプトの全長を測った方がいるらしく、そのサイズはおよそ4.3mだそう。

こちらの数が重要になりそうです。

 

それではまた話を戻します。

インドでめちゃめちゃヒットした日産車といえば、日産マグナイト。

同車は2020年発表発売でした。

その兄弟車であるルノーキガーは2021年発表発売。(インドネシア市場も同じ)

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(画像引用元:ルノー)

 

またCMF-C/D 3プラットフォームを用いる大ヒットモデルであるCセグメントSUV

日産キャシュカイは2021年発表発売。('22年にはe-POWERも)

ルノーはオーストラルで2022年発表発売。

 

私は長年(!?)の勘からマグナイトかキャシュカイベースで造られるだろうと考えていました。

ビジネス面やコストを考えるとCMF-Aのマグナイトが有利で、やはりコンセプトを実現により近づけるにはキャシュカイだろうという目論みでした。

ライバル車種はライズやヴェゼルと幅広く、どちらにも取れる2台だった事から大変判断が難しかったのです。

 

ただ先ほどからお伝えしているように全長約4.3mという情報が入れば、これはもう必然的にキャシュカイであると判断ができるのです。

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どういうこと?と言われそうですが、

マグナイトの全長は3,994mm。

兄弟車のキガーでは3,991mm。

その一方で

キャシュカイは全長4425mm。

兄弟車のオーストラルは全長4510mm。

キックスの可能性もゼロではないのが現状(ナバラFMCに先立ってトライトンは新たなプラットフォームになる)ですが、流石にCMFプラットフォームに載ると思いますし、基本設計が古いのでわざわざキックスベースで出してくる可能性は低いのかなと思います。

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そして登場時期では各社一年遅れの法則がおそらくこれにも適応されるとみられ、'23年の登場にもキャシュカイにならマッチする事になります。

 

ここでXFCコンセプトの発表時に加藤CEOが仰ったことを見てみましょう。

「新型コンパクトSUV2023年度にベトナムを含むアセアン各国に順次投入していきます。将来的には電動車の追加や、アセアン以外の地域にも展開する計画であり、ASEAN戦略車から世界戦略車となり当社の販売を牽引するクロスオーバーMPV『エクスパンダー』のような主力車種に育てていきたいと思います」

 

こちらの将来的な電動車の投入は三菱独自ではなく、e-POWERなんて可能性もないとは言えません。またASEANから世界戦略とするとCMF-Aやキックスのプラットフォームでは戦えないという事になり、CMF-C/Dしか残されていないと考えられます。

 

そして最後に気になる日本導入ですが個人的に80%の確率で日本市場に来る!と見ています。

ここからはキャシュカイがベースだった場合の話になりますが、そもそものキャシュカイがめちゃくちゃ日本で待望されていて、それがめでたく叶い、今年導入される予定です。

 

そうなると1カ国に2台の兄弟車が設定されているアライアンスの特性(マグナイト、アウトランダーが好例)を見ると、1年遅れの法則が再び合致し2024年となります。(キャシュカイはエクストレイルの兄弟と言っても過言ではないので22年と23年でこちらもずらした可能性あり。)

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(画像引用元:日産自動車)

 

すなわち

2023年キャシュカイ発表発売→2024年XFC発表発売という流れになりそう。

事実XFCがCBUとして導入するのではあれば、生産面のバランスを考えると'24年でも何ら不思議ではなく、KD生産でも同じことが言えそうです。

(日本導入の是非はTMS2023で明らかになると見られる。)

 

というわけで今回はXFC市販モデルの日本導入の可能性やパワートレイン、プラットフォームについていろいろ考察してみました。

今回もここまで読んでくださりありがとうございました!

また次回も読んでいただけると嬉しいです!

 

 

※この記事は三菱ファンによる考察及び妄想です。真偽の判断は皆様にお任せいたします。