ルノー日産三菱の協業が深化!まずは第一報。

ルノー、日産と三菱は6日、今後の新たな取り組みを発表しました。
 
これは株のアンバランスを是正するものであり、事業面で高い価値を創造するプロジェクトも含めたものです。

※43%から15%になりました。

 

アライアンスは3つの地域で多くのプロジェクトを促進します。
 (ここでは文字数の都合上、ルノーグループをルノーと記載します)


ラテンアメリカ】プロジェクト
ルノーが開発し、アルゼンチンで日産に供給する新たな0.5トンピックアップ。
(フロンティアとナバラの関係は継続)

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(画像引用元:ルノー)


②メキシコでは、日産が20年ぶりにルノー向けに新型車を生産

(キックスサイズのSUVと言われていましたがこの辺は記載なし)


③更にCMF-AEVプラットフォームをベースとした日産とルノーの手頃な共通AセグメントEV2車種を投入

(これをやっぱりAEVは可能性に満ちてます)

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(画像引用元:日産)

 
【インド】
ルノーと日産はインド市場および輸出向けに、両社向けの新型SUV及びルノー「トライバー」から派生する日産の新型車など、複数の新型車プロジェクトでの協業を検討

(トライバーの日産版は昔から言われてきたので割と早いかもしれませんね)

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(画像引用元:ルノー)


ラテンアメリカと同様、日産とルノーは、共通AセグメントEVを検討。

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(画像引用元:日産)

マグナイトEVも恐らくあるでしょうね。
 
【欧州】
ルノーと三菱は、ルノー「キャプチャー」と「クリオ」の資産を活用し、CMF-Bプラットフォームをベースとした次世代「ASX」と「コルト」の2車種の新型車を開発

(こちらは次のブログで噛み砕いていきます)


ルノー初のソフトウェア定義(Software Defined)車種として同社は2026年にFlexEVanを投入し、欧州市場において日産に供給

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(画像引用元:ルノー)


③2026年以降のラインアップに関しては、日産とルノー次世代CセグメントEVにおける協業の可能性を模索。ベンチマークレベルの充電時間を達成するため、日産とルノーグループは共通の800Vアーキテクチャーの採用を検討するなど、欧州市場向け商品における技術の共有を継続
これらの取り組みは、2026年からフランスのルノー・エレクトリシティで生産される、CMF-BEVプラットフォームをベースとした将来の日産のBセグメントEVなど、既存のプロジェクトとともに推進。

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(画像引用元:日産)
 
④車両に留まらない、物流、アフターセールス、充電インフラ、バッテリーの協業。
欧州における協業は車両に留まらず、物流から使用、リサイクル、使用済みの段階に至るまでのライフサイクルに広がります。
物流、アフターセールス及び販売金融においては、ルノーグループ、日産、三菱は、物流ネットワークでの協業機会を検討し、販売店の収益性向上やコスト削減を目指す主要市場での共用店舗の増加など。

またこの他にも協業が検討されている事案があり以下の通りです。


・日産は、ルノーが設立する子会社アンペアの戦略的投資家になるべく、最大15%を出資する意向。これにより、日産の欧州市場の強化及び新規事業の加速化が期待される。
三菱もアンペアへの参画を検討
・日産と三菱はホースプロジェクトの顧客となる予定。
 
またこの新しいアライアンス契約の有効期間については、当初15年間となる予定です。 

 

というわけで今回はアライアンスの今後の指針について書いてみました。

まだわからないところがあったりしますので分割してお届けしていきます。

日本での戦略も気になりますね。

今回もお読みいただきありがとうございました。

次回も読んでいただけると嬉しいです!